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Management Philosophy 経営理念

カネバンの掲げる
Alternative industry(オルタナティブ・インダストリー)とは?

Alternative -

【もうひとつの選択】【代わりとなる】【代替手段】

この言葉は1990年代北米のロックシーンが盛り上がったタイミングで日本でも一般化した。ファンは主流のロックから距離を置き、代替であることに熱狂したが、奇しくもシーン全体がフックアップされオルタナティブ・ロック自体が“現行/主流のもの”と捉えられるようになった。カネバンはこのロック史に擬え“今までにない、もう一つの製造業”を企業理念とすべく、Alternative industry(オルタナティブ・インダストリー)を掲げる。

「モノの作り方から、
企業のあり方まで全方位を
疑うことからはじめる」
長年同じフローで製造されているモノは、精査されることなくそのフローが最善であると思い込んでいる事が多々あります。カネバンでは一つの製品を生み出す際に工程ごとに本当にそれが最良なのか考えるところからスタートします。これは企業のありかたや社内のルールも同様です。本当に今の方法が最善なのか?を常に考え、積極的にトライし「今までにない、もう一つの方法」が無いか徹底的に精査します。新たなトライが失敗や間違いに終わる事もあります。しかし、挑戦に失敗はつきものです。カネバンはそれを許容し「より良い代替案」を模索し続けます。
「今までにない、
もう一つの製造業」
カネバンは積極的M&Aを行い、中小の製造業を立て直す事で事業規模を拡大していますが、失われゆく職人の技術を次世代に継承し、製造業を復興させる事を最終目標にしている訳ではありません。
日本の製造業を復興させることは【手段】なのです。それを大前提にしないと、日本の製品が世界と戦える日は永遠に来ないと考えています。日本の製造事業者が質の良い製品を作るだけで世界に認められた時代はもう終わりました。製品にどのような付加価値を付けられるか?固定概念に囚われず様々な事象を取り入れ「もう1つの方法」を模索しカタチにする。それがカネバン流です。WEB3.0、バイオプラスチック、5G、アニメコンテンツ等、今は点でしかない、各要素を線でつなぐように連携させ、これらがシナジーを利かせた今までにない製品/サービスを産み出す。カネバンの掲げる【もう一つの製造業】を実現する為には、日本の製造業の復興は必要不可欠なのです。
オルタナティブ・ロックの辿った【代替】から【主流】の流れはある種の悲劇とも捉えられますが、カネバンはこれを積極的に目指します。カネバンの考え方が【主流】になった時、真の意味で日本の製品が再び世界的競争力を取り戻す事になると考えます。

代表取締役 金子弘行 インタビュー

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History 沿革

奥多摩でベスパ専門の
板金塗装店として起業

1997.5

カネバン(金子板金)の歴史はわずか数坪のプレハブ小屋から始まりました。奥多摩という立地にも関わらず、板金、塗装、整備の技術が口コミで広がり、カネバンの名は多くのオールドスクーターファンの知るところとなりました。小さな小屋で培われた塗装と加工の技術は、現在まで事業の根幹を支え続けています。

日本初!アプリリア&
ピアジオ専門店をオープン

2008.4

日本国内では初となるアプリリア・ピアジオ専門ショップとして「カネバン小金井店」(現:モト・イタリアーナ東京西)をオープンしました。高度な技術を惜しみなく提供するのは勿論のこと、ピアジオ社正規代理店として新車販売も行っており、多くのお客様からご愛顧を頂いています。

確かな塗装技術で
キャラクター グッズ製造へ

2011.8

長年にわたり磨き上げた塗装技術を活用すべく、アクリルや特殊素材の加工に着目。 多種多様な素材への塗装・印刷に挑戦し続け、これまでに1700種以上、年間約1000万個ものキャラクターマーチャンダイズを生産しています。中国やベトナムでの海外生産という常識を覆し、「日本国内でのワンストップ生産」によって価格と品質との両立を実現しました。

製造業の視点を
コンテンツ事業へ

2018.10

製造業のノウハウをコンテツビジネスに応用。“Create”ではなく、”Manufacture”の視点からコンテンツ製作を進めます。

サイバーフィジカルによる
事業領域のさらなる拡大

2020.6

Corporation LLCと協業し、モンゴル語にカルチャライズされた日本産マンガのデジタル配信サービス「YOMO」の提供を開始しました。製造事業を中心にIT、IP事業の3事業をエコシステム化し、他に例がないサイバーフィジカル事業連携を実現。これによりカネバンは、サイバー、フィジカルの垣根に囚われない、さらなる事業領域の拡大を目指します。

フィギュアの完全国内生産に着手

2022.7

金型・射出成形を専門に行う企業をM&Aにより傘下に。これに板金塗装で培った彩色の技術を融合させ、「完全国内生産フィギュア」を実現させます。
加えてNFT対応のフィギュア等新しいプロダクトの開発にも着手しました。

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Company 会社概要

名称 株式会社カネバン
本社所在地 〒198-0024 東京都青梅市新町 6-15-20
電話番号 0428-34-9231
FAX 0428-34-9232
代表者 金子 弘行
設立 1997年5月
業務内容 銀鏡塗装・特殊板金塗装・特殊塗料・薬液販売・ 雑貨製造・IT/IP事業
主要取引先 秋田県、KDDI株式会社、Mobicom Corporation LLC、日野トレーディング株式会社、東宝舞台株式会社、凸版印刷株式会社、株式会社バンダイスピリッツ、株式会社アートプレスト、レインボー造型企画株式会社、株式会社ホビージャパン、株式会社サンリオファーイースト、株式会社壽屋、株式会社工画堂スタジオ、株式会社セガゲームス、大綱株式会社、株式会社KADOKAWA、株式会社ダブルエル、株式会社シミズオクト、株式会社Colorful Palette
営業所 青梅第二工場
〒198-0024
東京都 青梅市 新町6-15-23
奥多摩工場
〒198-0104
東京都 西多摩郡 奥多摩町 丹三郎15-2
モト・イタリアーナ東京西
〒187-0002
東京都 小平市 花小金井4-10-1
http://kaneban-moto.jp/
グループ会社 株式会社 ナガヨシ
〒963-7827
福島県石川郡石川町大字新屋敷長土路48
https://www.nagayosi.co.jp/
株式会社 澤村製作所
〒315-0027
茨城県石岡市杉並3-3-12
https://www.sawamura-pl.jp/
株式会社 カネオン
〒321-0634
栃木県那須烏山市野上979
http://kaneon.jp/