■アプリリア・TUONO1000R
地上の戦闘機と称されるTUONO 1000R、正直ここまでのパワーを自分に使いこなせるかどうかちょっと不安な所がありましたが、乗ってみて思ったのが非常に素直なハンドリング。町中やワインディングでは3~5000rpmでも余裕を持って走れるトルク重視の穏やかなエンジンなのかな?と感じたのですが、5000rpm以上はその表情が一変し恐ろしい程の加速をします。この加速感こそが地上の戦闘機と言われる由縁かと納得させられます。
しかし、このROTAX製のエンジンはハイパワーエンジンに有りがちな耐久性を犠牲にして振り絞ったパワーでは無く、その辺は十分にバランスが取れたエンジンですので神経質になる事無く扱えるのも魅力だと思います。
それに特筆すべきはフレーム。足廻りがしっかりしており07年のDAYTONA500Km耐久レースで優勝した実力も納得させられます。(しかも優勝車両のTUONOはFACTORYモデルではなくスタンダードモデルの1000Rと言うのも驚きです!)
自分レベルではその恩恵をフルには生かせませんが、サーキット走行では190Kg程の車体が思った様にヒラヒラッと動いてくれて(見ていた回りの人たちの感想とは別です)それに伴い大したセッティングもしていないF/Rの足廻りもフルブレーキ、加速を繰り返してもしっかりとそれを受け止めてくれ、非常に安心してサーキット走行を楽しめる事が出来ました。
今回の日光サーキットは一周1kmちょっとのショートコースでしたが、筑波2000や富士の本コースではどんな走りを見せてくれるか一度試して見ようかと本気で考えています。


サーキット走行が終わり次第速攻で着替え撤収作業に取り掛かります。帰りのルートは東北道~外環道~圏央道の約170Kmの高速走行がメインのルートを選択しました。小学校の頃から集中力が有ればもう少し成績が云々と通知表に書かれていたので、この位の距離が集中を切らす事無く一気走れる限界です。また自分のTUONOは見た目重視でシート張り替え&ギリギリまでアンコ抜きをしてしまっているのでお尻もこの位の距離で限界となります。
TUONOにはフロントカウルが申し訳程度に付いていますが、
意外や意外全くカウルの付いて無いSHIVER,MANAとは比べ物にならない程、体に当たる風を防いでくれます。(この車両は純正ロングスクリーンが付いています)仮にここがアウトバーンだったらこの距離を一時間位で走っても何の問題も無く普通に走れてしまう実力をもっている事は確信したのですが、悲いかなココは日本の東北道ですので制限速度で安全運転を心掛けて高速走行致しました。
だいぶ暗くなってきた5時半頃圏央日の出インターを降り、梅ヶ谷峠を経由して奥多摩の自宅を目指します。梅ヶ谷峠に限らずですが峠道では、狭い道幅、アールのキツイ複合コーナー、ダンプの落す砂利、タヌキ等の小動物の飛び出しに最新の注意を払いながらの走行です。
このTUONOにはLOW側HID 6000Kを装着してありますので、暗い奥多摩の道をしっかりと照らしてくれます。またTUONOのヘッドライトはヨーロッパ車によくある片目点灯ではなく、両眼点灯なので路面状況が把握しやすいのも特筆すべき点だと思います。
APRILIAのフラッグシップであるRSV1000の心臓を持ちながら、ストリートでも乗れる手軽さを合わせももったTUONO1000、パイロットになる夢は潰えたけど、地上の戦闘機は大型免許があれば操縦が可能です。

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